構造から補修することにより使用期間を延命
特 徴
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新注入器具によりヘアクラックまで注入可能
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M&H微粒子セメントで密封することで躯体の表面から緻密化
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新設に比べて約60%のCO2削減を実現
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新設に比べて約90%コストカット
名前の由来
約60%のCO2削減となる次世代の工法であることから、
補修のリペア、カーボンのC、ニュートラルのN、CO2削減率約60%から6.0を取り「リペア工法CN6.0」としました。
特許第7440015号
PCT出願
リペア工法CN6.0について(英語版)
Repair Method CN6.0 (Eng. Ver.)
CO2削減
新設と補修を比較…CO2を約60〜65%削減
新設+解体と補修を比較…CO2を約97%削減
コスト削減
300t水槽を新設する場合では、約3億円の費用が必要ですが、 リペア工法CN6.0では約90%費用を抑え、約3千万円の費用で施工ができます。
建材試験センターでの実験
0.1㎜のひび割れから注入し、0.05㎜のひび割れまで注入可能であることが立証されました。
このリペア工法CN6.0で使用する新注入器具により0.11N/㎟の吐出圧で、微細なひび割れ部にも注入が可能になりました。 その結果、コンクリートが緻密化され漏水箇所の止水効果も得られるため、
老朽化したコンクリート構造物を解体することなく継続使用でき『再生・長寿化できる工法』として期待されています。
※実験の使用器具
高圧注入器(赤)は現在の新注入器具(0.11N/㎟)
(社)三重県建設資材試験センター
高粘度注入材における注入速度等試験より
施工概要・使用材料
これまで、コンクリートのクラック補修は0.2㎜以上のひび割れに対して、Vカット、Uカットシールまたは低圧樹脂注入で、補修が行われてきました。
また、従来のカプセル式低圧樹脂注入では0.2㎜以下のひび割れに注入できませんでした。
新注入器と、特許取得※1したM&H+微粒子セメント※2、専用のMHウォーターを合わせたセメントペーストを組み合わせて使用することにより、コンクリートの微細部にまで緻密化させ、構造物の劣化を回復させることが可能になりました。
※1 完全無機注入材による止水・補修工法
通称M&H(エムエイチ)工法
(特許第5979805号)
充填イメージ
実際に樹脂が充填されている様子
エムエイチ
M&H+ 微粒子セメント※2
完全無機注入材による止水・補修工法で特許を取得したM&H工法に使用する主材の高強度微粒子セメント。 基準強度は60N/㎟以上(28日)の強度を発現し、微細部まで緻密化させることができ、止水性も有します。
商標登録 登録第5869231号
エムエイチ
MHウォーター
リペア工法CN6.0で使用するM&H微粒子セメント専用液。 M&H微粒子セメントとの組合わせにより、微細なひび割れ部を短時間で緻密化させることができます。人体に無害です。
強力集塵機
コンクリートの削孔、ケレン時の粉塵を飛散させないよう、当社でも改良を重ね、粉塵の飛散を格段に抑制した環境配慮型の集塵機。 出力1kWの強力集塵パワーで片手で持ち運び可能な軽量タイプ。狭い場所や足場、機材の多い場所で活躍します。